革が傷む理由
革は動物の皮を加工した天然素材で、中に適度な油分と水分を含むことでしなやかさを保っています。このバランスが崩れると問題が起こります。乾燥しすぎるとこわばって細かいしわが入り、やがてひび割れます。反対に湿った場所に長く置くとかびが生えます。強い熱を受けると縮んだり硬くなったりし、日光に長く当たると色があせます。革の手入れとは、結局この四つを避けてバランスを守ることです。
革は水や熱、乾燥しすぎや湿気に弱い素材です。普段の手入れ、ぬれたときの対処、保管方法、やってはいけない失敗をまとめました。
革は動物の皮を加工した天然素材で、中に適度な油分と水分を含むことでしなやかさを保っています。このバランスが崩れると問題が起こります。乾燥しすぎるとこわばって細かいしわが入り、やがてひび割れます。反対に湿った場所に長く置くとかびが生えます。強い熱を受けると縮んだり硬くなったりし、日光に長く当たると色があせます。革の手入れとは、結局この四つを避けてバランスを守ることです。
同じ革製品でも、表面の仕上げによって手入れの仕方が違います。製品に付いている手入れの案内や販売店の説明をまず確認し、次の目安でおおまかに見分けてみてください。
特別な道具より、こつこつ続ける基本の手入れのほうがずっと大切です。手あかやほこりがたまる前に軽くふいておくだけで、寿命は大きく変わります。
革がぬれたときにいちばん多い失敗は、早く乾かそうと熱を当てることです。急いで乾かすと革が縮んで硬くなり、元に戻すのが難しくなります。
汚れは時間がたつほど深くしみ込むので、すぐに対処するのが理想です。油や食べ物がついたら、乾いた布やティッシュを押し当ててできるだけ吸い取り、こすって広げないようにします。ボールペンの跡は、消そうとこすってかえってにじむことが多いので、専門店に任せるほうが安全です。アルコールや除光液、ウェットティッシュなどは革の仕上げを傷めたり色を落としたりすることがあるので使いません。濃い色のジーンズと明るい色のかばんがこすれると色移りすることがあるので、一緒に使うときは気をつけてください。
季節が過ぎて長くしまっておくとき、どう保管するかが次の季節の状態を決めます。
白っぽい、または青みがかった粉のようなものが見えたら、かびの可能性が高いでしょう。室内で払うと胞子が広がるおそれがあるので、屋外や換気のよい場所でマスクをつけ、乾いた布かやわらかいブラシで注意深く払い落とします。そのあと日陰で十分に乾かし、保管していた場所の湿気から解決しないと、また生えてしまいます。表面をふいても跡が残ったり、においが続いたりする場合は、かびが革の奥までしみ込んでいるかもしれないので、専門店に任せるのがよいでしょう。同じ場所にしまっていたほかのかばんや靴も一緒に確認してください。
初めて使うクリームやクリーナーを表面にいきなり塗ると、しみや変色が起こることがあるので、かばんの底や内側など目立たない所で少量試してからにします。家庭用の洗剤や食用油でふく方法は、しみやにおい、変色の原因になりうるのでおすすめできません。洗濯機に入れるのは絶対に避けてください。色あせたからと自分で染めると、まだらになりやすいものです。古いかばんや大切な品、広い範囲の汚れ、破れ、縫い目のほつれは、革の修理専門店に相談しましょう。何より、製品の手入れの案内がこの記事より優先です。
ボタンを押すと、そのエンジンでこのキーワードを検索します